主将ご挨拶


 平成27年度競走部主将を務めさせて頂きます田中言と申します。歴史のある競走部の主将という役職を担えることは大変光栄なことであり感謝すると同時に、競走部の発展、活躍の為に身を粉にして精進して参ります。

 早稲田大学競走部は皆様方のご支援の下、昨年度100周年を迎えました。私達のチームは偉大な先輩方が築き上げてこられた100年の伝統を受け継ぐと共に次の100年に向けた第一歩となる101年目の重責を果たすことが使命だと自負しております。新たな歴史を創る使命の根幹は、早稲田大学競走部が組織としてのあるべき姿を体現していくことであります。
 長年の間、学生陸上界のみならず日本のスポーツ界を牽引してきた早稲田大学競走部は、国内だけに留まることなく世界を見据えスポーツ界全体を牽引する存在であり続けると共にスポーツマンとして、学生として模範であり続け、支援を受けるに値する組織であり続けていくという強い信念を持ち邁進して参ります。

 今年度の目標と致しましては、関東インカレ、日本インカレのトラック優勝と多種目優勝、東京六大学優勝、早慶戦・早関戦勝利、日本代表4名輩出、また4×100m、4×400m両リレーの両インカレ優勝、日本選手権優勝、学生記録更新、駅伝では出雲・全日本・箱根の優勝(三冠達成)を掲げています。

 昨年度同様、インカレにおける総合力では厳しい戦いが予想されます。しかしながら早稲田らしい戦いを展開し、優勝種目数、同種目複数入賞を重ねることで目標達成に大きく近づけると確信しております。また伝統のある早稲田のリレー勝利は必要不可欠であり、東京六大学、早慶戦・早関戦の各対校戦に関しましても優勝、勝利も奪還するつもりであります。そして駅伝では新体制の下、2010年度に達成して以来の大学三大駅伝優勝を再び成し遂げるべく粉骨砕身精進していく所存です。
 今年度は世界陸上、ユニバーシアードなどの世界大会が開催され、「WASEDAから世界へ」というスローガンを体現する機会に恵まれています。この機会を存分に活かして、積極的に世界へ挑戦し、WASEDAの名を世界へ知らしめるべく邁進して参ります。
 最後になりますが、私達早稲田大学競走部員は関係者の皆様方の御尽力により大変充実した環境で陸上競技に取り組むことが出来ております。私達は競走部員としてあるべき姿を示し、学生陸上界を牽引すべく結果を出し続けることでご支援に答えていく所存です。至らない点もあるかと思いますが、何卒ご支援ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。

平成26年12月
早稲田大学競走部主将
田中 言




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