主将ご挨拶


 平成28年度早稲田大学競走部主将を務めさせて頂きます愛敬彰太郎です。競走部の主将という名誉ある役割を担えることを誇りに思うと同時に、今後は競走部員の模範となれるよう自らを律し、日々精進していく所存であります。

 今年で早稲田大学競走部は102年目を迎えます。これまでの101年間で培われてきた伝統ある部の歴史に恥じぬようチーム一同日々努力し、新たな歴史をこの102年目で創りあげるため邁進して参ります。

 私達102年目のチームとしまして、「競技面並びに人間性に優れた集団・組織を志すこと」という目標を掲げさせて頂きました。ここでの「競技面」においては、学生陸上界をリードすると共に早稲田大学競走部から日本を代表する選手を1人でも多く輩出することが具体的な内容です。次に「人間性」においてです。私たち競走部員は競技者である以前に1人の人間であり、学生でもあります。そこで、人として学生として当たり前にとらなければならない行動は今後徹底して行い、また、常に様々な人に対しての配慮や感謝の気持ちを持ち続け、日頃の生活や競技をしていくことだと思っております。
 この目標を掲げさせて頂いた背景としまして、102年目を迎えた今、今後の競走部の更なる発展のためにも、今一度古き良き伝統ある「早稲田大学競走部の原点」に立ち返ることは私達競走部員にとって大変重要なことだと考えたからであります。

 さらに今年は、オリンピックイヤーでもあります。「WASEDAから世界へ」というチーム理念に基づき、早稲田大学競走部から1人でも多くオリンピックに参加できるようチーム一丸となり最大限努力していく所存であります。

 最後になりますが、私達競走部員が素晴らしい環境の元、真摯に陸上競技に取り組むことが出来ておりますのも、日頃からご支援・ご声援頂いておりますすべての関係者の皆様からの御力添えがあってこそだと思っております。そのご支援・ご声援に対して私達競走部員は結果で応えられるよう日々精進して参ります。至らない点もあるかと思いますが、今後ともご支援ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。

平成27年10月
早稲田大学競走部主将
愛敬彰太郎




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